弁護士ノート

lawyer note

2024年6月

  • AIは発明者になれないとした裁判例と今後特許訴訟で起こるかもしれないこと

    2024.06.03 弁護士:河部 康弘 一般企業法務

     最近、AIは発明者になれないとした東京地方裁判所令和6年5月16日判決(令和5年(行ウ)5001号)が公開されて、話題になっています。そこで、今回は、「AIは発明者になれない」という解釈が、特許訴訟で意味を持つとしたらどんな場面が想定できるのかを考えてみたいと思います。  今回の裁判で…