弁護士ノート

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弁護士業務

  • 実験結果は裁判所に信用してもらえるのか?-しいたけ種苗法の事件-

    2025.12.01 弁護士:河部 康弘 弁護士業務

     今回は、最近の知財裁判例である東京地方裁判所令和4年(ワ)第2829号事件を取り上げます。  この事件は、種苗法に関する珍しい類型の事件で、対象となった農林水産物の種類はしいたけです。もっとも、争点は難しいものではなく、原告が提出した鑑定結果が信用できるのか、この一点に集約されます。 …

  • リーガルコラム・ライティングの技法

    2025.11.04 弁護士:木村 剛大 弁護士業務 エンタメコンテンツ AI Art Law

    リーガルコラム・ライティングとは  弁護士登録してから多くの論稿や記事を執筆してきました。個人的に書くのが好きなのは、専門的な論文よりも、一般読者向けのコラムです。ここでは法律関係のテーマを素材にした一般向けのコラムを「リーガルコラム・ライティング」と呼びます。  ここ数年は、アート・ロ…

  • 知財講演の準備・当日に心掛けていること(国内編)

    2025.09.01 弁護士:小林 幸夫 弁護士業務

     ご依頼をいただき、弁理士、企業の知的財産部員、弁護士らを対象とした知財関係の講演を長年行ってきました。改めて講演の数を数えてみたところ、今日現在の時点でなんと168回に達していました。内訳は、弁理士対象が99回、企業内講演が52回、弁護士対象が8回、海外の弁理士・弁護士対象が5回、その…

  • 一知財弁護士の日常

    2025.07.31 弁護士:山田 亮 弁護士業務

    当記事では、私のある一日の業務日記を通じ、小林・弓削田法律事務所の舞台裏をご紹介します。 9時30分 始業  9時30分までに事務所に到着し、法律相談や裁判所対応に備えます。10時頃には多くの弁護士が揃い、本格的に業務が始まります。           10時 特許権侵害に関する法律相談…