弁護士ノート

lawyer note

知的財産訴訟

  • JASRAC対音楽教室裁判の最高裁判決について

    2022.10.25 エンターテインメント法 その他の知的財産関連業務 知的財産訴訟 著作権法

     先日10月24日に、長年争われてきたJASRAC対音楽教室の裁判の最高裁判決がでました。  詳細な判決内容の確認・検討は、判決公開後に譲るとして、これにて音楽教室での生徒の演奏が著作権法上の演奏に当たらないということが確定したことになります。  なお、最高裁では、生徒の演奏が著作権法上…

  • 独禁法違反を根拠に特許権行使を権利濫用とした原審を覆した裁判例

    2022.10.03 独占禁止法 知的財産訴訟

    弓削田弁護士が以前のブログで言及しているとおり、小林・弓削田法律事務所では、いわゆる消耗品ビジネスに関して、技術と独禁法が絡む案件を取り扱っており、私にとっても興味関心の強い分野です。 少し前になりますが、 原審(東京地裁)  → 特許権行使は独禁法違反で権利濫用 控訴審(知財高裁) →…

  • 変わる?技術説明会

    2022.03.10 弁護士:弓削田 博 知的財産訴訟

    1 技術説明会とは  特許権侵害訴訟等において、当該特許の技術等に関する裁判官の理解を助けるために代理人弁護士等がパワーポイントのスライド等を用いて技術内容等を説明するのが技術説明会です。特許権侵害訴訟以外でも、例えば独禁法違反差止請求訴訟で技術説明会を行った経験がありますが(互換品対策…

  • 2014年から2020年までの「特許権侵害訴訟の原告勝訴率」

    2022.02.24 弁護士:小林 幸夫 特許法 知的財産訴訟

     2015年3月23日の当所のブログで、弓削田弁護士が「特許権侵害訴訟の原告勝訴率」を紹介しました。  平成23年〜25年の3年間で下された144件の判決中、原告勝訴判決は37件、割合にするとわずか25.7%ですが、勝訴的和解を含めた場合の割合は、約42%であること、よって紛争解決手段と…

  • 審決等取消訴訟における審決等の結論に影響を及ぼす瑕疵

    2022.02.10 弁護士:平田 慎二 知的財産訴訟

    審決取消訴訟¹において、原告の立場で主張を組み立てる際に、「審決等の結論に影響を及ぼすことが明らか」か否かという論点について、しばしば頭を悩ませることがあります。 この論点を主張しなければならない理由は、特許法第181条第1項には、「当該請求を理由があると認めるときは、当該審決又は決定を…

  • 要件事実と知財訴訟

    2021.04.08 弁護士:神田 秀斗 知的財産訴訟

     以前,日本弁理士会の派閥の一つである弁理士クラブにて,「知的財産権の実践的活用のススメ」という講演を担当させていただきました。これは,知的財産権紛争(ライセンス契約交渉等を含む。)を扱うに際しては,民法や民事訴訟法の知識が必須で,これを会得するには付記試験(特許権等の侵害訴訟において,…

  • 独禁法に基づく差止請求訴訟の訴額

    2021.03.11 独占禁止法 知的財産訴訟

    1 独禁法事件と訴額 小林・弓削田法律事務所では,知財と独禁法が絡む案件や,知財は絡まなくても技術と独禁法が絡む案件について,独禁法に基づく差止請求・損害賠償請求訴訟を扱うことがあります。 公正取引委員会の年次報告には,その年に係属していた全国の独禁法24条に基づく差止請求事件,独禁法2…

  • これでも非類似? 驚きの商標審決の傾向と注意点

    2021.02.08 弁護士:小林 幸夫 商標法 知的財産訴訟

    1.日本商標協会実務研修会での審決クイズ 当方は、数年前から最近まで,日本商標協会主催の実務研修の講師を担当していました。担当部分は,「審判,審決取消訴訟」でした。講義の冒頭,必ず以下のようなクイズを出題していたのです。 「以下の左の商標出願に対して右の登録商標が引用されました。審判・審…

  • 裁判のIT化によって事務仕事が楽になる!?

    2020.12.03 知的財産訴訟

    2020年4月に民事裁判IT化の第1歩となるweb会議システムの運用が始まってから、早7か月、裁判所が積極的にweb会議システムによる期日開催を要請してくることもあり、web会議システムによる期日を経験した法律事務所も多いかと思います。 これまでの日本の裁判は、世界から見てもとても遅れて…

  • 弁理士会・二弁合同研修②

    2020.11.19 特許法 知的財産訴訟

    1 「裁判体の心証形成と当事者の主張の在り方について」  以前掲載した弁理士会・二弁合同研修のコラムに引き続き、弁理士会と二弁の合同研修に触れたいと思います。今回は、清水先生の「裁判体の心証形成と当事者の主張の在り方について」です。 2 裁判官の心証の取り方  裁判を抱えている当事者にと…

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