弁護士ノート

lawyer note

知的財産訴訟

  • 髙部判事の講演③

    2017.03.21 弁護士:河部 康弘 特許事務所様向けサービス 特許法 知的財産訴訟

    1 特許についての講演 ブログの更新が滞っている間に、特許権関係訴訟についての講演にも出席しました。 2 記載要件違反は認められにくい? 今回の講演で印象に残ったのは、「記載要件違反の主張については、よほどのことがない限り、特許庁における判断を尊重する」旨の発言をなさっていたことです(受…

  • 髙部判事の講演②

    2017.03.16 弁護士:河部 康弘 商標法 特許事務所様向けサービス 知的財産訴訟

    1 弁理士と弁護士の感覚の違い だいぶ空いてしまいましたが、前回に引き続き、髙部判事の講演で感じた弁理士の先生と裁判所・弁護士の感覚の違いについて、ご紹介させていただきます。 2 登録例の証拠提出 2つ目は、商標権についての審決取消訴訟で、当該審決取消訴訟で争われている商標とは関係のない…

  • 髙部判事の講演①

    2017.02.03 弁護士:河部 康弘 特許事務所様向けサービス 知的財産訴訟

    1 髙部判事の講演に出席 今回のブログは弁理士の先生方向けの記事です。 昨年の話ですが、髙部眞規子知的財産高等裁判所部総括判事による、日本弁理士クラブでの商標訴訟の実務の講演に、特別に出席させていただきました。その際に、弁理士の先生と裁判所・弁護士の感覚の違いという点で、特に印象に残った…

  • 特許権侵害訴訟における充足論と無効論の関係

    2016.12.15 弁護士:河部 康弘 特許法 知的財産訴訟

    1 充足論と無効論は正反対の役割 今回は、特許権侵害訴訟における充足論と無効論の使い方という、ちょっと実戦的な内容に触れてみたいと思います。 特許権侵害訴訟において、充足論の主張と無効論の主張は、正反対の役割を果たすことになります。すなわち、 ① 充足論の主張では、原告は被告商品や被告方…

  • 口頭弁論の活性化

    2016.12.01 弁護士:河部 康弘 特許法 知的財産訴訟

    1 ブログ再開 前回更新から随分と時間が空いてしまいました。準備書面なら何十頁でもそう悩まないのですが、何を書けばいいのか決まっている準備書面と違って、こういった文章は何を書こうかから始まってなかなか筆が進まず・・・しかし、依頼者の方から読んでいると声をかけていただいたこともあり、また、…

  • 小林・弓削田法律事務所の特徴③

    2016.08.12 弁護士:河部 康弘 不正競争防止法 商標法 意匠法 特許法 知的財産訴訟

    1 小林・弓削田法律事務所の業務内容③  第70期弁護士採用に向けた弊所の業務内容説明も、3回目を迎えました。弊所が採用活動にどれだけ力を入れているか、優秀な人材を採用したいという意欲を、感じ取っていただけると幸いです。  今回は、知財訴訟を特許訴訟とそれ以外の分野に分けて、それぞれの特…

  • 小林・弓削田法律事務所の特徴②

    2016.08.10 弁護士:河部 康弘 知的財産訴訟

    1 小林・弓削田法律事務所の業務内容②  前回に引き続き、第70期弁護士採用に向けた小林・弓削田法律事務所のご紹介をしたいと思います。  今回は、弊所の主たる業務である知財訴訟の特徴について、他の訴訟案件とどう違うのか、どういう人が向いているのかなどを、当該訴訟の第一起案を担当することの…

  • 中国出張②

    2016.07.19 弁護士:河部 康弘 渉外法務 特許法 知的財産訴訟

    前回の記事に続いて、今回は弓削田弁護士の珠海市での講演の様子を、ご紹介したいと思います。 セミナーのテーマが中国と日本の知的財産保護制度の比較で、中国側の講師には、中国の知的財産訴訟に関わる珠海の知的財産裁判所(第1審を担当)の裁判長、曁南大学教授(ウィキペディアによると、「華僑の最高学…

  • 中国出張

    2016.07.12 弁護士:河部 康弘 渉外法務 特許法 知的財産訴訟

    少し前になりますが、弓削田弁護士と私で、中国の珠海市へ出張してきました。珠海市はマカオの程近く、香港からフェリーで1時間ほどの距離にあります。 短い時間ではありましたが、現地のある大企業の本社見学等をさせていただき、懇親の場も設けていただきました。中国流の歓迎は凄いの一言、弓削田弁護士も…

  • 小林・弓削田法律事務所の特徴①

    2016.07.04 弁護士:河部 康弘 商標法 意匠法 特許法 知的財産訴訟

    1 第70期弁護士採用に向けて 小林・弓削田法律事務所では、現在司法修習中の第69期弁護士の採用が決まっていますが、第70期弁護士についても、採用を予定しています。 弁護士が何百人も所属する大事務所であれば、大学やロースクールの先輩が勤務していたりして、事務所の業務内容や雰囲気を感じ取り…

1 2 3 4 5 6

1 2 3 4 5 6